補助犬企画展「いっしょに生きる~身体障害者補助犬法成立から20年~」

補助犬の奮闘と役割を祝福し、日常生活の中で彼らと一緒に生活するユーザーたちのストーリーを紹介する特別展示会が、2023年9月1日(金)から9月7日(木)まで横浜市役所アトリウム展示スペースAで開催されます。特定非営利活動法人日本補助犬情報センター主催のこの展示は、ペット愛好者や子供たちをはじめ、多くの人々に補助犬の大切さを知ってもらうためのものです。

東京都人権プラザにて2022年12月19日から2023年5月31日まで好評を博していた企画展が、横浜市役所アトリウム展示スペースAにて再度公開されることが決定しました。

この展示は、2002年10月に施行された「身体障害者補助犬法」の成立から20年以上が経過する中、多くの公共施設で補助犬と共にの受入れが認められるようになった背景や現状を紹介しています。残念ながら、法律の認知度が低く、補助犬ユーザーが入店を拒否される場面も見受けられます。この問題への理解を深めるため、本展示では補助犬法の詳細や、盲導犬、介助犬、聴導犬といった補助犬とそのユーザーの日常生活に焦点を当てています。

子供たちを始めとする多様な世代の方々に、補助犬の役割やそれに関連する法律についての知識を深める機会として、ぜひ本展示をご覧いただきたく存じます。詳細については、東京都人権プラザの「いっしょに生きる」展特設ページをご参照ください。

  • 出張企画展の概要
出張展示いっしょに生きる~身体障害者補助犬法成立から20年~
日時2023年9月1日(金)~9月7日(木)*1日は設営作業のため、ご覧いただけるのは13時頃~となります*7日は撤去作業のため、ご覧いただけるのは16時頃までとなります
場所横浜市役所アトリウム展示スペースAhttps://www.atrium.city.yokohama.lg.jp/facility/floormap/
協力東京都人権プラザ

展示では補助犬に関する基礎知識の他、実際に補助犬と生活をされている3名のユーザーにスポットを当てて、補助犬との日常生活についてご紹介しています。

このリリースでは、展示企画にご協力いただいた3名のユーザーについてお伝えします。

▶セアまりさんと盲導犬ベーチェル

網膜色素変性症による視覚障害がある。シャルル・ボネ症候群という幻視が現れる症状を併発。『見えない私の見える世界』を描く個展「景絵(ひかりえ)」を開くなどの活動をしている。

▶西澤陽一郎さんと介助犬ラッキー

25歳から車いす生活になり20年が経つ。介助犬と一緒に一人暮らしを再開。ラッキーとともに会社に勤務し多忙な日々を過ごす。休日はラッキーと出かけたり、旅行を楽しんだりしている。

▶松本江理さんと聴導犬チャンプ

聴覚障害で、23歳でほとんどの音を失う。聴導犬と暮らすようになり、27年が経つ。子どもたちに向けて、補助犬や障害について伝える活動を積極的に行っている。

  • 東京都人権プラザについて

東京都人権プラザは、東京都が設置した人権啓発のための拠点施設です。東京都人権プラザには、人権について楽しく体験して学べる展示室、セミナールームや図書資料室などがあります。人権に関する相談も受け付けています。東京都人権プラザは、公益財団法人東京都人権啓発センターが指定管理者として管理運営しています。

https://www.tokyo-hrp.jp/

  • お問合せ

特定非営利活動法人 日本補助犬情報センター 担当:橋爪・馳川

メールアドレス:info@jsdrc.jp  電話:045-275-7770 FAX:045-275-7771

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次