ギネスワールドレコーズジャパンは、ポルトガルに住むボビ（犬種：ラフェイロ・ド・アレンティジョ）が2023年2月1日現在、30歳266日で『存命中の最高齢の犬』、および『史上最高齢の犬』として認定されたことを発表した。
1992年5月11日にポルトガルのレイリアにて農園を営む家族のもとで生まれたボビは、現在も同じ場所で生活をしています。飼い主のレオネル・コスタさんは8歳の時からボビと一緒に育ちました。ボビは、1992年、Serviço Medico-Veterinário do Município de Leiria（レイリア獣医医療サービス）に誕生日の確認とともに登録されました。また、ボビの年齢はSIAC（ポルトガル政府に承認され、SNMV(Sindicato Nacional dos Médicos Veterinários／全国獣医連合)によって運営されているペットのデータベース）にも登録されています。
ボビはとても穏やかで社交的な犬であり、撫でられるのが大好きで、一緒に生活する4匹の猫ともよく遊びます。他の犬とも仲良くできるボビは今まで生きてきた中で様々な動物たちと触れ合ってきました。自然に囲まれた穏やかな環境で生活してきたことがボビの長生きの秘訣ではないかと家族は考えます。ボビが好きなことは、農園や松林を歩き回ることです。
ボビは夜よく眠り、また食事のあとも休みをとります。寒い日には暖炉の前で時間を過ごします。食べることも大好きなボビは、しっかりと水で調味料を洗い流した上で、家族と同じものを基本的に食べているそうです。また、水もよく飲むとのこと。
2018年に1回だけ健康問題がありましたが、無事に乗り越え、現在では年齢による視力と歩行の問題がありつつも、普通の生活を送っています。
レオネルさんはボビを特別だ、と称します。また、まだ子犬をもたらせてくれる望みをもっているそうです。子供時代、一緒に学校に通ってくれたり、遊んでくれたボビは、父親など大切な家族を一緒に看取ってくれた仲間でもあります。
犬の平均寿命を考えると、どうしてボビがここまで長生きができているのか、長年にわたりボビが勇敢に戦ってきたからだとは思うが本当のところはボビが話してくれないとわからない、とレオネルさんは言います。30年もたった今も一緒に生活できていることがとてもうれしいし、今回のギネス世界記録認定は本当にとてもうれしいとのことです。
『存命中の最高齢の犬』の前記録は、アメリカ、オハイオ州カムデンにて2022年12月7日時点で23歳7日であったスパイク、『史上最高齢の犬』の前記録は、1939年11月に死去した時点で29歳5か月であったオーストラリアン・キャトル・ドッグのブルーイです。
ギネス世界記録公式サイトから、本記録について、より詳しくご覧いただけます。
https://www.guinnessworldrecords.jp/news/2023/2/oldest-dog-ever-record-broken-by-30-year-old-bobi-from-portugal-736224***
ギネス世界記録とは：
「ヨーロッパで最も速く飛ぶ狩猟鳥はどれか？ 」—この問いをきっかけに、1955年にギネス世界記録が設立されました。スポーツクラブの階上にある一室で世界一をまとめた1冊の書籍として産声をあげたギネス世界記録は、現在、ロンドンに本社を置き、ニューヨーク、東京、北京、ドバイにオフィスがある世界的なブランドへと成長しました。今では書籍のみならず、テレビ、デジタルプラットフォーム、イベントなどあらゆるメディアを通じて、世界一の情報を発信しています。また挑戦を通したプロモーションプラニングを行っており、ブランド構築や顧客エンゲージメントなどに使用されております。ギネス世界記録が目的としているのは、世界をよりおもしろく、楽しく、ポジティブな場所にすることです。より詳しくギネス世界記録をお知りになりたい方は：http://www.guinnessworldrecords.jp/日本オフィスは2010年に開設され、日本語での申請受付や、「町おこしニッポン」などのプロジェクトを展開しています。
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30歳越え！史上最高齢の犬、ギネス世界記録に認定！ ｜ギネスワールドレコーズジャパン株式会社のプレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000049.000006802.html